いいね!の誰も気づかなかった3つの役割♪
Facebookの代名詞ともいえる「いいね!」
この「いいね!」の真の凄さとは一体どの部分なのでしょうか?
このコーナーで確認してみたいと思います。
■いいね!の役割とは?
ご存知の通り、
「いいね!」ボタンは欧米では「Like」で表示される、
フェイスブックを象徴する機能です。
Facebookでは「いいね!」という、
あくまでも「共感」の気持ちで押された
1クリックを「クチコミ」に変えてしまう、
そんな仕組みを実現させました。
これこそが、フェイスブックが成功した最大のポイントです。
(まだ、ピンと来ませんよね・・・?)
では、誰も気づかなかった3つの役割について
整理してみましょう。
<いいね!の3つの役割>
1:コミュニケーション
・1クリックで「共感」を伝えることができる。
・従来のコメントによるコミュニケーションに比べ簡単。
2:リンク作成
・1クリックで自分のページへの「入口」をつくれる。
・いわゆる「リンク(紐づけできる)」を簡単に獲得できる。
3:クチコミ発生
・「いいね!」が集まると「クチコミ」となって
ニュースフィードに情報が流れ出す。
・複数人の「共感」が「クチコミ」に変わるという
リアル社会の現象を上手く仕組み化している。
と、以上です。
Facebook集客が楽しくなる。
■いいね!は、おはようの挨拶♪
<いいね!の3つの役割>
なんか当たり前のようで、今一つピンときませんが、
Facebook以前のSNSでは、
コメントを書くことが「共感」の唯一の手段でした。
そのコメントを書く行為が、
ハードルを高くし、重くし、オタク化させ、
市民権を得ることが出来ませんでした。
しかし、フェイスブックの「いいね!」は
頭を使う必要もなければ、かしこまる必要もない!
それが心理的にハードルを低くし、
誰にでも出来る!という証明になり、
あっという間に受け入れられて行きました。
この、「頭を使わない会話」何かに似ていませんか?
そう、「挨拶」とそっくりじゃないですか。
サザエさん世代では、
ご近所さんで「おはよう!」をみんなで掛け合い
地域コミュニティーを形成していました。
ついでに、
お塩とかお醤油、お豆腐なんかも借りあったりしてね!
社会が潤滑油として活用していた「挨拶」を、
取り入れ、こころの交流、触れ合い、理解形成と
ネット社会の中で実現させたところに、
Facebookの貢献の高さが光っています。
さらに、実社会には即時性として存在しない
友達の友達はみな友達だ!
という拡散力(クチコミ力)を加え、
文化にしてしまったことが、
今世紀最大の発明といわれる由縁なのです。